SERIES 01 ・ No.01

このデータは、誰が答えたのか?

公開日 2026年10月1日

このシリーズで使う数字は、すべて同じ調査から来ています。分析を読む前に、その調査に「誰が」答えたのかを見ておきます。回答者は67,905人です。

Part 1 性別・婚姻状況・年齢・子ども

まず回答者の基本的な属性です。女性が62.2%と、男性(35.6%)のおよそ1.8倍。未婚が66.5%、既婚が33.5%で、年齢は35〜39歳(32.3%)と30〜34歳(25.3%)を合わせた30代が6割近くを占めます。

集計数がかなりの数になるので、回答数が少ない15〜24歳でも誤差は多くて2%以内、30代以降は1%以内。アンケート結果の数値は、ほぼ日本人の答えに近いものとなっています。

調査方法はインターネットによるアンケートです。回答者は調査会社から回答時にポイントをもらえたりすることにインセンティブを持ち、回答することが多いそうです。そのほか「こども若者意見プラス」というプラットフォーム経由でも回答を募っています。属性に関しては、マイナンバーと紐づけることで、今後より正確なデータが集計できることになりそうです。

婚姻状況と子どもの有無ですが、既婚33.5%に対して子どもありが24.6%と、10ポイントほど離れています。ただ、不妊治療中の夫婦の割合が7%ほどいることを考慮すると、ほぼ「結婚=出産」に繋がると考えてよいと思います。

性別

n=67,905

  • 女性 62.2% 42,261人
  • 男性 35.6% 24,161人
  • その他・回答拒否 2.2% 1,483人

婚姻状況

n=67,905

  • 未婚(離死別含む) 66.5% 45,157人
  • 既婚 33.5% 22,748人

性別ごとの婚姻状況

n=67,905

  • 既婚男性 11.9% 8,094人
  • 未婚男性 23.7% 16,067人
  • 既婚女性 20.8% 14,157人
  • 未婚女性 41.4% 28,104人

年齢階級

n=67,905

  • 35~39歳 32.3% 21,918人
  • 30~34歳 25.3% 17,189人
  • 25~29歳 18.2% 12,382人
  • 15~19歳 12.2% 8,309人
  • 20~24歳 11.9% 8,107人

子供有無

n=67,905

  • こどもはいない 73.4% 49,842人
  • こどもがいる 24.6% 16,705人
  • 現在第1子を妊娠中 1.9% 1,290人

子供の人数

n=16,704

  • 1人 47.3% 7,901人
  • 2人 39.3% 6,565人
  • 3人 11.0% 1,838人
  • 4人 1.8% 301人
  • 5人以上 0.5% 84人

「性別ごとの婚姻状況」は、性別が「その他・回答拒否」の2.2%を含まないため合計が100%になりません。「子供の人数」だけは、こどもがいる16,704人が母数です。

Part 2 住んでいる地域

関東が39.8%でもっとも多く、近畿16.5%、東海11.8%と続きます。

地方区分人口比とほぼ同じ比率でアンケートを取得できています。参考までに実際の人口比は、関東地方 約34.6%、近畿地方 約17.6%、中部地方 約16.7%、九州地方 約11.4%、東北地方 約6.8%、中国地方 約5.8%、北海道地方 約4.1%、四国地方 約2.9%です。

関東がやや多めに出ているものの、特定の地域に偏った調査ではない、と見てよさそうです。

居住地

n=67,905

  • 関東 39.8% 27,052人
  • 近畿 16.5% 11,187人
  • 東海 11.8% 8,010人
  • 九州・沖縄 9.5% 6,469人
  • 東北 6.8% 4,584人
  • 中国・四国 7.6% 5,165人
  • 北陸 3.8% 2,557人
  • 北海道 4.2% 2,854人
  • その他(定まっていない等) 0.0% 27人

Part 3 学歴と仕事

最終学歴は大学が45.6%でもっとも多く、高等学校26.9%、専修学校・専門学校12.6%と続きます。仕事は正規の社員・職員・従業員が45.5%です。

最終学歴が大学の割合と、正社員の構成比がほぼ同じ。この2つの関係には相関がありそうです。

卒業状況

n=67,905

  • 卒業した 81.2% 55,139人
  • 在学中 15.5% 10,525人
  • 中退 3.3% 2,241人

最終学歴

n=67,905

  • 大学 45.6% 30,965人
  • 高等学校 26.9% 18,266人
  • 中学校 2.6% 1,766人
  • 専修学校・専門学校 12.6% 8,556人
  • 高等専門学校 2.1% 1,426人
  • 短期大学 4.9% 3,327人
  • 大学院(修士課程) 4.2% 2,852人
  • 大学院(博士課程) 0.7% 475人
  • その他 0.3% 204人

雇用内訳

n=67,905

  • 正規の社員・職員・従業員 45.5% 30,919人
  • 契約・派遣・パート・アルバイト 20.7% 14,039人
  • 学生・生徒(予備校生含む) 15.0% 10,209人
  • 無職 7.8% 5,320人
  • 専業主婦・主夫 5.7% 3,873人
  • 自営業・自由業 3.2% 2,163人
  • 役員・家事手伝い・その他 2.0% 1,382人

以降の記事では、この67,905人の回答を切り口ごとに見ていきます。「どんな人たちの数字なのか」を頭の片隅に置いて読むと、結果の受け取り方が変わるはずです。

データだけでは決められないことも、
一緒に整理できます。

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